3月も後半になり山の上の豊能町も暖かくなってきので様々な種類の種を蒔いています。5月からの野菜セット発送再開に向けて直接畑への種まき(直播)小松菜、水菜、大阪しろな、紫水菜、ルッコラ、カブ、ニンジン。苗づくりのトレイやポットへの種まきはトマト、甘長トウガラシ、ピーマン、ナス、ミニ白菜、キャベツ、ズッキーニ、南瓜などなど。小さい育苗ハウスの中はだいぶ混雑してきました。

苗を育てる育苗では今シーズンより電農マットの農業資材を使用したり水のやり方を変えてみたり、少しですが実験中です。電農マットは種を蒔いたトレイやポットをホットカーペットの様なマットで温めることで発芽と成長を促します。結果は昨シーズンの無加温より発芽時間は早く発芽もある程度揃いました。これは春の育苗に必要アイテムになりそうです。散水の水は今まで通り小川の水を汲んだポリタンクを太陽光で少し温めてから使っています。できるだけ苗の根にストレスを減らす作戦です。こちらの効果は不明ですが、良さげに思うことは続けています。種まきの段階でポットやトレイに土を入れて種を蒔く前に水をやるか、それとも後にやるか。上から水をやるのがいいのか下からがいいのかなど実験しています。こちらはまだどのやり方がいいのか検討段階です。わたしは、まだ経験が少ないので色々な方法をとりあえず試し自分に合う方法を見つけ出す作業をしています。

種まきは簡単な動作で誰でもできる簡単な作業です。そうなのですがこれを自分で考えやってみると、どんな品種の種を?どこに?いつ種を蒔き?どの土を使い?どのぐらい土を掛け?どのぐらい水をやるのか?いつ水をやるのか?など栽培のタイミングや品種の選定、資材の選定、栽培している地域の気候、その年々の違いなどの把握が必要になります。その為には様々な経験と体験が必要だとつくづく感じます。

 

2017/3/26 曇りのち 小雨 12℃/1℃

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