豊能町の道の駅

豊能町の道の駅

3月に入り雨の日がとても多くて、圃場の準備が全く進まなくなりました。晴耕雨読とのんびりしている暇はないので、雨の合間に電気柵の準備を進めてたりしています。しかし冬っぽさが戻ってきて雪も舞いとても寒いです。3月後半にはスキッとして安定した天候になるのを願っています。 そんな3月前半に豊能町長選挙があり、3名の候補者の中から新しい町長が決まりました。豊能町ではダイオキシンを含む廃棄物問題、小中学校統合問題が解決すべき大きな問題としてよく話題に上りました。廃棄物問題はコスト、環境、町の未来、様々な方面から見つめ直し早期に方向を示し実行してもらえたらと思っています。教育の問題は子供、教育、人口減少と未来、地域のことをもう一度明確にイメージしてもらい、何が教育や地域にとってメリットとデメリットがありそうなのか教えてもらいたい。ただ現状に反対するのではなくて、なぜこのような方向に進もうとしていたのか、なぜをよくよく再度考えてこちらも方向を周知してほしいと思います。一住民の私の意見はゴミは安全が本当に担保できているのなら地中に埋める。小学校を残してもらいたい。なんなら分校でもいいので低学年の3年間だけでも歩いて地域の学校に通学してほしい!という親の思いです。 そんな思いはさておき、なぜ選挙のことを書いたかというと、新しい町長の選挙公約の中にも所信表明の中にも、「道の駅計画の白紙撤回」があったからです。 私自身、昨年から道の駅設置準備委員会の委員となりました。委員会では毎回20名程度集まり協議し視察に行き本音で皆さん向き合ってきました。そして今後さらに煮詰めていく最中でありました。そして生産農家として新しくできる豊能町の道の駅へ野菜を多く出荷するイメージを持って現在営農しております。豊能町にとって道の駅を建設できる最後のチャンスなのかなとも思っています。また豊能町農業にとっても道の駅設置は大変革点です。多々問題はあり、それらを解決して道の駅ができることを想像しています。その計画を白紙撤回と新町長の所信表明に記されています。 豊能町には2016年10月に農産物直売所「志野の里」が新しくできました。2017年度から「とよの就農支援塾」が始まり来年度で3年目です。こちらの塾は豊能町で新しく農業して将来できるだろう道の駅への出荷する農家確保の一環、新規就農者受け入れとして進めてきています。道の駅を作る方向になってますので、その基本設計や設置委員会などで数年にわたり関わった方々の沢山の時間と沢山の思い考え努力があります。道の駅なので、国や府との様々な交渉にも沢山の時間が費やされていると思われます。当然、町の税金も基本設計やその準備に多く使われています。また豊能町の農地の大半は農業振興地域です。農業を推進することが必要と定められた地域になるのです。中には将来道の駅ができるならと、農業機械を購入した方、ビニールハウスを建設された方、農業経営に本腰を入れられた方、または本腰を入れる前の方、農産加工品の開発された(している)方、農産加工機械を導入された方がおられるかと思います。多くの思いがあります。未来の豊能町が輝くきっかけとチャンスがかかっている話だと思っています。白紙撤回はあまりにも無情だと思います。残念と感じている部分はとても大きいです。しかしながら町の行政の長である町長には1歩2歩と大好きなこの町を前へ進めていく策を実行していただきたいと思います。そして道の駅計画は今まで蓄積検討された計画を熟知して頂き、さらに良い農業の振興と地域の発展に繋がる道の駅計画にしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ...
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さぁやるぞ3月のわだファームの仕事

さぁやるぞ3月のわだファームの仕事

全国的に冬に逆戻り。昨日3/7日の夜は降ってる雨が雪に変わりました。豊能町の3月前半は雨が多くて、土を耕し野菜を植えたり種を蒔く為の畝づくりの作業はどうやら3月中頃から開始の様子です。雨は降りますが、そろそろ春に向けて農作業も本格的になってまいりました。冬でなまったいた身体も少しづつ農作業モードになってきました。それとは少し話が変わりますが就農して3年間、夕方からお隣の町でアルバイトをしてきました。はじめは週4日勤務。それを週2、週1とこちらの都合を聞いてもらいながら続けてきたアルバイトがついに週0になる時がきました。農作業で疲れて体力的に大変な時もありましたが、よりよく仕事をできるメンバーに恵まれ楽しく過ごした3年間でした。ありがとうございました。これからは野菜づくりをさらに進めていきます。 そんな出会い別れの春3月の農作業、新しく始める圃場には防獣対策の電気柵や防獣ネットの設置から始めました。3月20日頃を目処に終わらせます。豊能町では、この防獣対策をきっちりしないと野菜を育てても全てイノシシやシカに食べられてしまいます。人間の便利さ利潤を優先に山を開き道を作り、動物の居場所がなくなり、人と動物の生活圏がとても近くなったのが原因の一つでしょうか。農家としてはイノシシやシカなどの動物との共存は難しいのです。生活圏が同じでは動物にとっても危険で人にとっても何もいいことはありません。遠くから見てる分にはシカやウリ坊は可愛いのですが。この作業がなければコストも草刈り作業もかなり楽になるのですが、現状はこれをきっちりしないと野菜を育てることができません。 3月の農作業2は、堆肥と牡蠣殻石灰撒きトラクターで耕うんして、空気を入れ微生物を活性化、土の状態を均一にしてから肥料を入れて畝を作ります。できた畝にはビニールマルチを張っていき苗を植える前の準備をしていきます。ビニールマルチを張るメリットは防草対策が一番、保水性&保肥性にも大きい効果があります。また地温が上がるので生育促進にもなります。ビニール資材は現代農業に欠かせないアイテムになっています。 3月後半に入ると、畑へ直接種を蒔くことができる気温になってきます。畑へ直接種まきや夏野菜の苗づくり、出来てくる野菜苗植え付け作業が始まります。この時期になると苗を作る小さい育苗ハウスでは野菜苗でキュウキュウになります。 現在、苗を作ってる育苗ハウスでも色々な野菜苗が生育中です。上の写真の野菜はサニーレタス。サニーレタスはそろそろ畑へ引越しです。その他にはキャベツ、ブロッコリー、ネギ、小松菜などなど、順調に育苗が進んでいます。 あと10日ほどしたらカボチャやズッキーニの苗作りが始まり。それらの種を蒔いたらゴボウやニンジンの種を蒔いていきます。そして農繁期に入っていきます。さぁやるぞっていう気分です。 ...
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