全国的に冬に逆戻り。昨日3/7日の夜は降ってる雨が雪に変わりました。豊能町の3月前半は雨が多くて、土を耕し野菜を植えたり種を蒔く為の畝づくりの作業はどうやら3月中頃から開始の様子です。雨は降りますが、そろそろ春に向けて農作業も本格的になってまいりました。冬でなまったいた身体も少しづつ農作業モードになってきました。それとは少し話が変わりますが就農して3年間、夕方からお隣の町でアルバイトをしてきました。はじめは週4日勤務。それを週2、週1とこちらの都合を聞いてもらいながら続けてきたアルバイトがついに週0になる時がきました。農作業で疲れて体力的に大変な時もありましたが、よりよく仕事をできるメンバーに恵まれ楽しく過ごした3年間でした。ありがとうございました。これからは野菜づくりをさらに進めていきます。

そんな出会い別れの春3月の農作業、新しく始める圃場には防獣対策の電気柵や防獣ネットの設置から始めました。3月20日頃を目処に終わらせます。豊能町では、この防獣対策をきっちりしないと野菜を育てても全てイノシシやシカに食べられてしまいます。人間の便利さ利潤を優先に山を開き道を作り、動物の居場所がなくなり、人と動物の生活圏がとても近くなったのが原因の一つでしょうか。農家としてはイノシシやシカなどの動物との共存は難しいのです。生活圏が同じでは動物にとっても危険で人にとっても何もいいことはありません。遠くから見てる分にはシカやウリ坊は可愛いのですが。この作業がなければコストも草刈り作業もかなり楽になるのですが、現状はこれをきっちりしないと野菜を育てることができません。

3月の農作業2は、堆肥と牡蠣殻石灰撒きトラクターで耕うんして、空気を入れ微生物を活性化、土の状態を均一にしてから肥料を入れて畝を作ります。できた畝にはビニールマルチを張っていき苗を植える前の準備をしていきます。ビニールマルチを張るメリットは防草対策が一番、保水性&保肥性にも大きい効果があります。また地温が上がるので生育促進にもなります。ビニール資材は現代農業に欠かせないアイテムになっています。

3月後半に入ると、畑へ直接種を蒔くことができる気温になってきます。畑へ直接種まきや夏野菜の苗づくり、出来てくる野菜苗植え付け作業が始まります。この時期になると苗を作る小さい育苗ハウスでは野菜苗でキュウキュウになります。

現在、苗を作ってる育苗ハウスでも色々な野菜苗が生育中です。上の写真の野菜はサニーレタス。サニーレタスはそろそろ畑へ引越しです。その他にはキャベツ、ブロッコリー、ネギ、小松菜などなど、順調に育苗が進んでいます。

あと10日ほどしたらカボチャやズッキーニの苗作りが始まり。それらの種を蒔いたらゴボウやニンジンの種を蒔いていきます。そして農繁期に入っていきます。さぁやるぞっていう気分です。

2 Comments

  • 篠崎忠子

    初めまして、時に志野の里で、わださんの野菜を、選んで、購入してます、野菜の細胞が元気で、他の生産者さんと、何が違うように感じま
    す、宅配便の詳細を、教えてください、よろしくお願いいたします

    • wadafarm

      篠崎さま コメントありがとうございます。直売所志野の里で野菜選んでいただけて嬉しいです。美味しくなれ美味しくなれと思いながら栽培しています。宅配便は「わだファームおまかせ野菜セット」となり5月〜12月末までの期間お届けしています。野菜の品目は9〜12品目をお送りするようにしています。農家お任せですので品目の指定はご遠慮しております。詳しくはホームページ メニューの「おまかせ野菜セット」をクリックしてご覧ください。アドレスは「http://marker.jp/wadafarm/omakase/」です。

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