10年に1度

10年に1度

10年に1度級の寒波が訪れた本日、昨夜から降り出した雪の積雪10~15cmというところでしょうか。日中でも気温は氷点下、そして1日雪が降り続いていますが、大きな影響もなく乗り切れそうな雰囲気です。雪が降ってますので本年の作付計画の見直しをしBLOGも更新してみようとしています。 昨年2022年は全体の状況を俯瞰で見ることができていました。小さい農家なりの経営問題点と課題をしっかりと意識できると共に良い部分も見えてきました。①時間の配分と有効活用②準備③理念再確認のテーマが今のわだファームの重要ポイントのようです。 文字で表すと当然のように見えるポイントですが、、、①「時間の配分と有効活用」仕事として続けていくには収穫出荷が最重要作業になります。その作業に多く時間を費やすことになります。だからこそ、スムーズに、どのように、楽しくできるか、誇りを持てるかみたいなことです。収獲と出荷作業は時間かかる作業だけど、どう捉えて何を想い、また同じことの繰り返しが続くので時間短縮をすることは日々意識することで可能になります。その為にはモノが必要だったり作業行程や栽培方法だったり場所だったり準備だったりする訳です。改善ポイントは自ずと解ってきます。②「準備」未来への投資。近い未来ともうすこし先の未来を思い描いて今やれることを実行する。③「理念再確認」そもそもです。そもそも何故です。その再認識とブレの修正補整を考える大事な時だと思っています。ただ野菜を生産するだけではない残りに人生をかけられるだけの土台をしっかり見据えて、ここ大阪北部の豊能町だからこそ地域を意識し取り組んでいきます。宣言のようですが肩にも身体にも力を込める訳ではなく、うららかな軽やかな気持ちで進めてまいります。 ...
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8年目はじまりました

8年目はじまりました

世界で見ると10〜25歳世代は総人口の32%と日本とは状況が違うようです。日本の場合10〜25歳世代は約1880万人で15%となり、平成から現在までの経済成長の停滞や生活変化と思考と心の状態など大きく影響していると感じています。アメリカやヨーロッパを中心とする約3割に当たる10〜25歳世代が牽引する経済や価値観の流れが日本へ影響するのも近いように感じています。 そんな中、日本の農業者人口は136万人(基幹的農業従事者)。内65歳以上が95万人で約70%にあたります(農林水産省 農業労働力に関する統計令和2年データ参照)。まだ数年〜数十年は農家の平均年齢は高齢化し、農業者人口減少という流れは続くようです。いずれはその流れが穏やかになり、大きい農業も小さい農業も見直される時も近いのかもしれません。どうでしょうか。 さて、わだファーム昨年2021年のテーマ「動」でした。2021年はビニールハウスの栽培がはじまり、安定した葉物野菜の出荷が可能になりました。まだまだ改善点はありますがまずまずの施設栽培スタートです。他には農業機械導入・収穫体験会開催・毎日放送テレビ取材・農業新聞取材・毎日収穫出荷など新しいコトも「動」のテーマを立てたお陰でできました。そして2022年のテーマはもっと動くつもりの「動」の同テーマにすることになりました。栽培面積を少なくして収穫量は増やす。さらに細かな栽培計画に対応する。時間の有効活用に注目して8年目はじまりました。今年も皆様宜しくお願い致します。 ...
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新しい時代3年目

新しい時代3年目

200年ぶりの天皇譲位に伴う元号の改元からもう3年。「平成」から「令和」になり、現状の居場所に止まれば時はあっという間に過ぎていくように感じます。そんな空気を感じるの中、立ち止まらずに現状を変化させ進めていくように考えながら行動するように心がけています。でも考えてはいても、知識を増やしても「すぐ」に行動できないことも多々あって、今からはやるべきコトを順にやってみて、問題や考えや気持ちを修正という風に進んでいくように変化中です。2021は「動」がテーマです。 「動」がテーマの2021年は、1月中旬ビニールハウスを導入完成しました。町内様々な方のお手を拝借して皆さまのあたたかいお気持ちが沢山詰まったビニールハウスがドーンとできました。同時期に農業機械も導入するコトにして、一段階二段階と野菜生産量アップできるように農園を進めていきます。 少し暖かくなる頃には、農ボランティアに来てもらったり、野菜セット会員の皆さまには農園体験会をまずはお顔を知っている方から少人数でスタートします。わだファームの野菜を料理する食べる見るだけではなく、野菜が育つ環境や生育過程・栽培方法など触れて見て感じてもらえる機会(遊びに来ていだだく)を提供することにします。土曜日を予定しています。野菜セット会員の皆さまには、わだファーム通信で農ボランディアはラインやインスタグラムでのご連絡になる予定です。 ...
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オーガニック・有機って何でしょう

オーガニック・有機って何でしょう

「美味しい野菜」「楽しい野菜」「美しい野菜」を伝え届けるというのがわだファーム基本軸としています。そのお届けしている野菜の栽培は完全無農薬無化学肥料栽培が9割、有機JAS対応の農薬使用の栽培1割となっています。有機JAS認定を受けて全て有機農産物として販売すればと思われるかもしれませんが、栽培している農地が点在していること認定が毎年でコストがかかることがあって現在は検討しておりません。 そもそも有機農産物とはどの様な定義なのでしょう。調べてみました。 有機農産物とは、化学的に合成された肥料及び農薬の使用を避けることを基本として、土壌の性質に由来する農地の生産力を発揮させるとともに、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した栽培管理方法を採用したほ場において、 ①周辺から使用禁止資材が飛来し又は流入しないように必要な措置を講じ ていること。 ②は種又は植付け前2年以上化学肥料や化学合成農薬を使用しないこと。 ③組換えDNA技術の利用や放射線照射を行わないこと。 など、コーデックス委員会のガイドラインに準拠した「有機農 産物の日本農林規格」の基準に従って生産された農産物のことを指すと定義されています。 この基準に適合した生産が行われていることを第三者機 関が検査し、認証された事業者は「有機JASマーク」 を使用し、農産物に「有機○○」等と表示することができます。認定機関の認定を受けなければ有機農産物として販売できないのです。このことがあり認定を受けていないわだファームの野菜は有機野菜としては販売できません。 また有機JAS認定を受けない理由として、なんと野菜総生産量に対する有機JAS野菜総生産量の国内割合はわずか0.35%なのです。国内では有機農産物の需要がとても低いことがわかります。わだファームの様な有機JAS認証を所得していない有機農業で栽培された農産物を加えても野菜総生産量1%に届きません。認定を受けてもそれほどメリットがないように思えるからです。 海外の有機農産物近年の調べでは、EU域内の有機食品の販売額は、近年10年間で343億ユーロ(約4兆1000億円)へと2.3倍に増加。アメリカでは販売額過去10年で2.5倍に増え、市場規模は年間500億ドル(約5兆5000億円)へ。EU域内のデンマークでは食品全体に占める有機の割合が1割を超え、オーストリアでは全農地面積の4分の1近くが有機農産物用の農地に切り替わっています。EUでは農家全体の数が減少する中、有機農家の数は毎年、大幅に増え続けており、農業人口の減少に一定の歯止めを掛けているようです。米国でも、有機市場の拡大は、都市近郊の小規模農家を支える重要な役割があるようです。残念なことに我が国では有機農産物の需要拡大は中々難しいようです。関東地方では有機農産物需要が少し伸びてきているとも聞きますが、関西地方では特に伸びは鈍いように感じます。それでも有機農家的には、無農薬野菜や有機農産物が一般家庭へ浸透し数字でも感覚的にも拡大してもらいたいと思います。 ...
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増税の影響なのか

最近気になることが身近で起こっています。今年になってから以前と比べ農業資材の価格がかなり高くなってしまっています(涙)。苗を作る際の土(培土)の価格25%UP。トンネル支柱やパオパオなど保温資材も25%UP。発送の段ボール20%UP。などなど最近購入した資材が軒並みの驚きの値上がりをしています。農業を始めた2015年から比べると様々な農業資材、送料運賃など3〜4割程度購入価格が上がったように思います。この5年間で3〜4割なので異常な状態じゃないかと思っています。また大阪府北部地域は野菜栽培が盛んでない分、農業資材専門店がなく小ロット購入の為に値上がり感が増しているように思います。でもネットの価格も同等に値上がりしているので全てが高くなってきたのかもしれません。 この様な事は農業の現場だけではない様に思います。このままの状態で世の中が進むと、生活に関わる様々なモノやサービスの価格がさらに値上げしていくのではないかと危惧しています。また政治の様々な決定事項が国民の生活にとても影響していると肌で実感しています。今朝の2019年10~12月期のGDP速報値は、年率換算では6.3%減の5四半期ぶりにマイナス成長です。消費税増税の影響が顕著に数字に出ていると考えるのが自然です。今後我々が向かう未来が明るく皆の気持ちが軽くなることを切に願います。 ...
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2月の種まき

2月の種まき

2月は圃場を片付けトラクターで耕耘して堆肥を入れて春夏圃場の準備を天候と状況を見ながら行います。そして並行して行う2月の大事な仕事はトレイやポットに種を撒き苗を育てる育苗(いくびょう)です。2月の育苗はサニーレタス、リーフレタス、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ナス、ピーマン、ミニトマト、ネギなど種を撒いて、ビニールハウスで温度管理をして元気な野菜苗を育てています。わだファーム春の育苗は5月後半モロヘイヤを畑へ定植するまで続きます。 育苗は毎朝育苗ハウスへ軽トラで向かいビニールトンネルを開け野菜苗の様子と苗の土壌温度を見ることから始まります。そしてビニールハウス内の温度湿度と天気予報を見てビニールハウスの裾を開ける量を調整します。春は朝も極端に水はやらないで昼に再度確認、夕方にはビニールハウスを閉めトンネルにもビニールを掛けます。そうやって温度が低くなったり高くなったりするのを低減して苗を育てていきます。多品目栽培の野菜農家なら当然の仕事ですが、この育苗期間が始まると朝昼夕の確認がいるので赤ちゃん野菜の事を忘れることはできません。この苗の管理、育苗管理は農業でとても大切な仕事のひとつです。育苗だけを本業にしている農家や企業があるぐらい野菜栽培に必要で難易度のあるコトなのです。手間がかかり奥が深く難しくもあり楽しいものです。この育苗を覚えれば、自分のタイミングで好きな品種を必要な数だけ育てることができるので家庭菜園の方もチャレンジする価値ありと思います。最近は家庭菜園用の育苗キットなども販売されてるので、お家のサンルームなど日当りの良い場所でやってみると楽しく難しくハマるかもです。 ...
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6年生

6年生

地域の風土と気候や耕作している個々圃場のクセみたいなモノ、一年通して多品目栽培でのおさえる部分やリズムが少し分かるというか感覚的に身体的にもさわりの部分に慣れたと感じるようになりました。でも慣れたと思うところは一般的な事で近年起こる集中豪雨など気象変化への対応力をつける必要も多く感じているところです。前段のその感覚的な部分には新規就農された方々みなさんも何処かの時点で何かを掴み慣れを感じたコトかと思います。10年15年20年と経過した時点ではまた他の感覚が訪れるとも思っています。 新規就農から6年目を迎えた現在も非農家出身の新規就農は難易度のある事柄だと思います。私の場合は生まれも育ちも農業研修した地域でもない無縁の更に農業がそれ程盛んでない町を選び縁を感じ就農したので尚更だったかもしれません。それでも就農する地というのは今後の展開に繋がるので慎重に大胆に直感を信じ想像を膨らませ決定することが大事です。場所を決定しても非農家の新規就農者は地域の信頼なしマイナスからスタートなので条件のよい農地を借りるのが難題となります。農地を手にし栽培をはじめると、小さじほどの経験なので農業研修中のようには進みません。あの時もっと実際を想像し貪欲に取り組めばよかったと思ったりもします。そして野菜ができても栽培とは違うセンスやタイミングがあわなければ販売に繋がりません。農地を広げていくと有機栽培の場合は特に農業資材か多く必要となり万円単位で出費がかさみます。さらにそれに見合う農業機械も必要となります。そして資材や機械がどんどん増えるので保管する場所確保も必要となります。そうやって新規就農には小さい波大きい波の課題が次々と訪れます。早くタイミングよく波に慣れ流れに乗れる方も多くいると思います。昨年の年初めには5年目が始まる時点の区切りとして再スタートする時だと自覚したのですが、現在5年の経験を踏まえた時間が波にもまれる農家の慣らし期間だったように感じています。私の場合は資金をあまり掛けずに露地栽培での規模拡大と経験蓄積を同時進行した結果、前段階に時間がかかりました。それでもタイミングと運を味方にここまで5年きました。今後数年では集積と規模拡大と効率化を図りもう一段階上の景色と思いを味わおうと思います。就農した地域、作型、野菜品目、人柄、タイミング、能力、人脈、資金など様々な要因で慣らし運転の期間は大きく変わると思いますが、また農業だけが特別ではないがコツ・勘・リズムなど初期感覚を掴むのに3〜5年ほどはかかるモノではないでしょうか。 では実際に農家として慣れを自分に思わせるとはどういう部分なのでしょうか。野菜栽培では、土地に合わせた野菜の播種日や方法、栽培量、品種選定など年間見通しての栽培計画と実践。各野菜への仕立てや手を入れるタイミングや力の入れようと理解の仕方。先で何がどの様にどの程度必要とされているのかの想像と実際とのマッチング。マッチングが少し前にあっても続けていくことで合わせる気持ちの持ち方。農業を始めた頃の仕事を通して覚えた感動と現在の感覚との相違。消費者と生産者としての自分との思いの距離の広がり。感覚的な部分を文字で表現する難しさでどういうモノだということが伝わりにくいですが、日々触れ試行した数と経験と復習がその土地で自分にあった栽培の仕方と気持ちの変化をもたらし様々なプロセスに慣れ各自が思い描く農家に近づいいくのだと理解しています。栽培すること自体にまだ右往左往している段階の6年生農家は、今後栽培という段階の殻を抜け出し、次のステップへ移行し時代をプロ農家として生きていきます。 ...
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暖かい冬です

暖かい冬です

新年あけましておめでとうございます。おまかせ野菜セットのお客様には「8〜12品目のお野菜」と「毎月1回発行のわだファーム通信」をお入れしています。わだファームの野菜状況やわだファームニュースなど少しばかりの記事ですが、どんなところで野菜が育っている?何を思い野菜を栽培している?ご報告などを写真と共にお伝えしています。 それに対して年に数回しか更新しないBLOG記事ですが、皆さまのんびりお付合いください。 今年は暖冬ということで大阪のシベリア!?と呼ばれている豊能町でも暖かい日が多く雪が降る日も少なく、積雪もまだありません。日中は暖冬の影響で暖かい日が多くて農作業は助かりますが朝晩の冷え込みはしっかりあって氷点下の朝が多いのです(さすが大阪のシベリア!?)。12月前半から朝は寒く霜が降りる日が多く土から出ている野菜は凍ります。春から霜が降りるまでは早朝の仕事だった収穫作業、冬のあいだは昼からの仕事になります。年明けのこの時期は畑の土に種を蒔いたり苗を植えたりの仕事はないので、夏から秋の栽培したほ場の片付け、伸びた草の草刈り、片付けた後をトラクターをかけたりと春の準備作業が続きます。下の写真は12月に撤去した夏野菜ナスです。ナスなどは野菜というかナスの木になるので寒さで木を弱くしてから土から抜き乾燥させて畑で草と共に燃やします。その燃やした灰も漉き込み土に返していきます。 2020年始まり、さらに農地拡大を考えています。闇雲に周辺農地が空いているから農地を借りることは昨年まで。畑の移動時間短縮や効率を考えていかなければならない時期に来ました。今年からはできる限り農地を集約して固まりで借りることが重要です。またできる限り山際より平地に近い場所に借りることができるようにと思っています。今年も皆さまよろしくお願いいたします。 ...
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豊能町の道の駅

豊能町の道の駅

3月に入り雨の日がとても多くて、圃場の準備が全く進まなくなりました。晴耕雨読とのんびりしている暇はないので、雨の合間に電気柵の準備を進めてたりしています。しかし冬っぽさが戻ってきて雪も舞いとても寒いです。3月後半にはスキッとして安定した天候になるのを願っています。 そんな3月前半に豊能町長選挙があり、3名の候補者の中から新しい町長が決まりました。豊能町ではダイオキシンを含む廃棄物問題、小中学校統合問題が解決すべき大きな問題としてよく話題に上りました。廃棄物問題はコスト、環境、町の未来、様々な方面から見つめ直し早期に方向を示し実行してもらえたらと思っています。教育の問題は子供、教育、人口減少と未来、地域のことをもう一度明確にイメージしてもらい、何が教育や地域にとってメリットとデメリットがありそうなのか教えてもらいたい。ただ現状に反対するのではなくて、なぜこのような方向に進もうとしていたのか、なぜをよくよく再度考えてこちらも方向を周知してほしいと思います。一住民の私の意見はゴミは安全が本当に担保できているのなら地中に埋める。小学校を残してもらいたい。なんなら分校でもいいので低学年の3年間だけでも歩いて地域の学校に通学してほしい!という親の思いです。 そんな思いはさておき、なぜ選挙のことを書いたかというと、新しい町長の選挙公約の中にも所信表明の中にも、「道の駅計画の白紙撤回」があったからです。 私自身、昨年から道の駅設置準備委員会の委員となりました。委員会では毎回20名程度集まり協議し視察に行き本音で皆さん向き合ってきました。そして今後さらに煮詰めていく最中でありました。そして生産農家として新しくできる豊能町の道の駅へ野菜を多く出荷するイメージを持って現在営農しております。豊能町にとって道の駅を建設できる最後のチャンスなのかなとも思っています。また豊能町農業にとっても道の駅設置は大変革点です。多々問題はあり、それらを解決して道の駅ができることを想像しています。その計画を白紙撤回と新町長の所信表明に記されています。 豊能町には2016年10月に農産物直売所「志野の里」が新しくできました。2017年度から「とよの就農支援塾」が始まり来年度で3年目です。こちらの塾は豊能町で新しく農業して将来できるだろう道の駅への出荷する農家確保の一環、新規就農者受け入れとして進めてきています。道の駅を作る方向になってますので、その基本設計や設置委員会などで数年にわたり関わった方々の沢山の時間と沢山の思い考え努力があります。道の駅なので、国や府との様々な交渉にも沢山の時間が費やされていると思われます。当然、町の税金も基本設計やその準備に多く使われています。また豊能町の農地の大半は農業振興地域です。農業を推進することが必要と定められた地域になるのです。中には将来道の駅ができるならと、農業機械を購入した方、ビニールハウスを建設された方、農業経営に本腰を入れられた方、または本腰を入れる前の方、農産加工品の開発された(している)方、農産加工機械を導入された方がおられるかと思います。多くの思いがあります。未来の豊能町が輝くきっかけとチャンスがかかっている話だと思っています。白紙撤回はあまりにも無情だと思います。残念と感じている部分はとても大きいです。しかしながら町の行政の長である町長には1歩2歩と大好きなこの町を前へ進めていく策を実行していただきたいと思います。そして道の駅計画は今まで蓄積検討された計画を熟知して頂き、さらに良い農業の振興と地域の発展に繋がる道の駅計画にしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ...
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さぁやるぞ3月のわだファームの仕事

さぁやるぞ3月のわだファームの仕事

全国的に冬に逆戻り。昨日3/7日の夜は降ってる雨が雪に変わりました。豊能町の3月前半は雨が多くて、土を耕し野菜を植えたり種を蒔く為の畝づくりの作業はどうやら3月中頃から開始の様子です。雨は降りますが、そろそろ春に向けて農作業も本格的になってまいりました。冬でなまったいた身体も少しづつ農作業モードになってきました。それとは少し話が変わりますが就農して3年間、夕方からお隣の町でアルバイトをしてきました。はじめは週4日勤務。それを週2、週1とこちらの都合を聞いてもらいながら続けてきたアルバイトがついに週0になる時がきました。農作業で疲れて体力的に大変な時もありましたが、よりよく仕事をできるメンバーに恵まれ楽しく過ごした3年間でした。ありがとうございました。これからは野菜づくりをさらに進めていきます。 そんな出会い別れの春3月の農作業、新しく始める圃場には防獣対策の電気柵や防獣ネットの設置から始めました。3月20日頃を目処に終わらせます。豊能町では、この防獣対策をきっちりしないと野菜を育てても全てイノシシやシカに食べられてしまいます。人間の便利さ利潤を優先に山を開き道を作り、動物の居場所がなくなり、人と動物の生活圏がとても近くなったのが原因の一つでしょうか。農家としてはイノシシやシカなどの動物との共存は難しいのです。生活圏が同じでは動物にとっても危険で人にとっても何もいいことはありません。遠くから見てる分にはシカやウリ坊は可愛いのですが。この作業がなければコストも草刈り作業もかなり楽になるのですが、現状はこれをきっちりしないと野菜を育てることができません。 3月の農作業2は、堆肥と牡蠣殻石灰撒きトラクターで耕うんして、空気を入れ微生物を活性化、土の状態を均一にしてから肥料を入れて畝を作ります。できた畝にはビニールマルチを張っていき苗を植える前の準備をしていきます。ビニールマルチを張るメリットは防草対策が一番、保水性&保肥性にも大きい効果があります。また地温が上がるので生育促進にもなります。ビニール資材は現代農業に欠かせないアイテムになっています。 3月後半に入ると、畑へ直接種を蒔くことができる気温になってきます。畑へ直接種まきや夏野菜の苗づくり、出来てくる野菜苗植え付け作業が始まります。この時期になると苗を作る小さい育苗ハウスでは野菜苗でキュウキュウになります。 現在、苗を作ってる育苗ハウスでも色々な野菜苗が生育中です。上の写真の野菜はサニーレタス。サニーレタスはそろそろ畑へ引越しです。その他にはキャベツ、ブロッコリー、ネギ、小松菜などなど、順調に育苗が進んでいます。 あと10日ほどしたらカボチャやズッキーニの苗作りが始まり。それらの種を蒔いたらゴボウやニンジンの種を蒔いていきます。そして農繁期に入っていきます。さぁやるぞっていう気分です。 ...
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