2月中にしたいなと思っていた畑を耕す作業は、雪が度々降ったり雨が降ったりで作業に入るタイミングないまま3月になりました。露地栽培は施設栽培と違いどうしても天候とのタイミングを計りながらですので、予定していた通りになかなか進みません。あっーとイライラしても焦って無理に進めても逆効果ですし、できることから順にコツコツ進めています。

 
コツコツ作業の一つは夏野菜の片付け&冬野菜の片付けです。夏野菜のオクラ・バジル・大葉・ナス・ピーマン・空芯菜など秋に刈って乾燥させていたものを集めて燃やして土に返します。できるだけ畑の外に持ち出さないで作ってた畑へ戻すようにしています。あとは冬野菜のキャベツ・白菜・人参・大根・かぶなどのビニールマルチをはがす作業などを進めます。農業では種を蒔くのは当然大切な仕事ですが撤去や片付け整理の作業が多く時間もかかり、この作業を怠ると次の作付けに影響します。地味ですが大事な仕事の一つなのです。
 
 
コツコツ作業の二つ目は水はけ対策です。豊能町の農地はほぼ全て田んぼです。もともと稲作用なので水持ちが良く水はけが悪いところが多いのです。そういう水はけが悪い畑は明渠(めいきょ)と言って隅に溝を掘って水が溜まっても流れる通路を作ります。大規模農家はこんな作業も機械でするようですが、小規模農家は溝掘りにコストは掛けれませんので鍬とスコップで人力作業です。農業には土木工事作業も不可欠なのです。
 
コツコツとやってましたが、3月になり色々な作業は本格的に動き出し農繁期突入しました。昨日は1日中少し雨が降ったので、今日から晴れが続くのを期待し今日もコツコツ進めます。
 
2017/3/3 くもり時々晴 8℃/-1℃

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください